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やせる食物繊維でダイエット!

 私の自慢料理、一流料亭風『白身魚の桜蒸し』。材料は白身魚(鯛、鰆、鱈など)と桜の葉・花の塩漬け少々。菜の花などあれば彩りがなお宜しいかと。ホイルに塩をした切り身を置き、軽く塩抜きした桜の葉や花を1、2本乗せ(菜の花などあれば横に添えて)上から日本酒を垂らし蒸すだけ。ほんのりと桜の香りが五感をくすぐる。目で、舌で、香りで季節を愛でる…。そんな感じでしょ?低カロリーでダイエット中でも◎。「筍と蕗の炊き合わせ」と「白魚のお吸い物」を添えていかがですか?これぞ日本の春!を満喫してみて下さいね。
「食物繊維」をもっと摂りましょう!


動物性タンパク質などをよく摂取する欧米型食事が定着している現在、日本人の食物繊維の目標摂取料は1日25gですが、現在15g程度で不足気味です。結果便秘に悩む人が増え、肥満につながる原因とも言われています。弛緩性と直腸性の便秘の改善には食物繊維が絶対に必要です。食物繊維は、保水性に優れて便をやわらかく、また量を増やしてくれるので、有害な老廃物を排出しやすくなります。
食物繊維で思い浮かべるのはゴボウとかセロリのようなスジっぽい物ではないですか?ダイエタリー・ファイバー、セルロースと言う言葉もよく耳にするようになりました。近頃ではドリンクやサプリメント、粉末状で飲み物に溶かすタイプの物やシリアルタイプまで多種多様に売り出され手軽に摂取できるようになりました。ではいったい食物繊維ってどんな働きをしているのでしょうか?

ダイエットや生活習慣病予防の強~い味方「食物繊維」


 食物繊維とは、食品中の成分のうち、人の消化酵素で消化されにくい成分のことをいいます。便秘を解消し老廃物を体外に排出することで、美肌やダイエットに効果がある、更には発癌物質まで体外に排出してくれるということで美容と健康に欠かせない物です。かつては栄養もなく無用の長物と見られていましたが、約半世紀前イギリスの医師が、「食物繊維には多くの効能があり、健康と深い関係にある」と発表して以来、今では五大栄養素(たんぱく質、脂質、糖質、ビタミン、ミネラル)に続く、「第六の栄養素」として呼ばれるようになり研究が進められてきました。高タンパク・高脂肪に傾きがちな現在の日本の食生活において、不可欠な栄養素なのです。

食物繊維は2種類!


食物繊維には、水に溶ける「水溶性食物繊維」と、水に溶けない「不溶性食物繊維」の2種類に分類されます。では、それぞれの特徴を見てみましょう。
【水溶性食物繊維
読んで字のごとく、水に溶けるタイプ。水分をたくさん取り込んで、脂肪や糖質などを吸着して体内へ吸収される量を調整してくれ、コレステロールの排出を助ける。
ヌルヌル、ネバネバとしたとした粘性があり、保水性が高いのが特徴です。(水溶性ペクチン・アルギン酸・カラギーナン・グアガム=植物ガム・グルコマンナン=コンニャクマンナンetc.)
★海藻類・こんにゃく・りんご、いちごなどの果物・ココア
【不溶性食物繊維
水に溶けにくく、吸水力が強い。便の量を増やす。腸壁を刺激して、蠕動運動を促進し有害物質や食物のかすを早く体外へ出す。食塩の成分のナトリウムを体外へ出す。スジっぽい(セルロース・ヘミセルロース・リグニン・不溶性ペクチン・キチンetc.)
★ごぼう、にんじん、セロリなどの野菜・はと麦・玄米などの穀類・さつまいもなどの芋類・大豆、小豆などの豆類

やせる食物繊維?!

食物繊維の多い食物を摂取する事は、素材のかさ(量)が増え、食べごたえがあるため長くかむ必要があるのです。(て咀嚼回数が増える)その結果、顎の発達を促し、だ液と胃液の分泌が多くなり、だ液の分泌が多いと口腔内の食物が希釈され、歯こうが形成されにくくなって虫歯が減ります。 また、多量に出ただ液と胃液によって、胃の中の内容物が増え、満腹感がもたらされます。そのため食べる量が減り、エネルギーの過剰摂取が予防できダイエットに効果があるのです。
また、食物繊維を多く摂取すると、食物の消化管の通過時間が短くなり便の量が増加します。 また、食物繊維によって腸内細菌が増殖されたり、大腸の細胞のエネルギーを作り出す手伝いもします。さらに、便の水分を保持し容積を増やして便秘を予防しダイエット効果もある上、それらの相互作用で大腸の病気や大腸がんを防ぐという効果もあります。
現代の食生活では不足しがちな食物繊維

このように美容・ダイエット・健康などで大活躍の食物繊維は、上記のような野菜類をはじめ、豆類や穀類など和食の食材に多く含まれていますが、動物性たんぱく質や脂質にかたよりがちな現代の食生活ではどうしても不足しがちです。ちなみに昭和30年と昭和60年の摂取量を比較すると食物繊維摂取量は20%も減少したという統計が発表されています。 (昭和30年の食品総摂取量は1100g、うち食物繊維の摂取量は22.2g。昭和60年では食品総摂取量が1346gと増えたにも関わらず食物繊維の摂取量は17.3gと減少) 厚生労働省の調べでは、食物繊維の摂取量は成人で20~25gは必要とされています。しかし、一日の食事から食物繊維20gから25gを摂取することは困難で摂取したとしても一日15g程度しか摂れていないそうです。食物繊維が不足することで便秘、糖尿病などの生活習慣病、肥満、大腸癌などにかかりやすくなっているのです。
 
食物繊維不足 CHECK!
1.吹き出物など肌トラブルがある。
食物繊維が不足すると便秘になりやすい。身体や皮膚に有害な物質を速やかに排出することができないため、ずっと体内に残っており、それが吹き出物という形で肌に出る。
2. みかんの袋は食べない。
みかんの袋には食物繊維が多く含まれているため。(白いスジにも沢山含まれる)
3. 野菜は温野菜よりも生野菜が好き。
ごぼうなどの根野菜、ほうれん草などの緑黄色野菜以外の野菜は量を沢山食べないとダメである。調理した方が量もへり摂取しやすくなる。
4. 和菓子よりケーキ派
和菓子のあんこには繊維が多く含まれている。食物繊維が0に等しいケーキよりオススメ。
5. 和食より洋食派
洋食といわれる欧米型の食事には繊維が少なく、和食(煮物、ひじき、味噌汁のわかめ)などには繊維が多く含まれている。
6. オナラの臭いが自分でも気になる。
便秘でない人のオナラはほとんど臭くない。オナラが臭い人は欧米型の動物性たんぱく質の多い食事ばかりをしている人。肉のタンパク質が腸内の腐敗菌によって分解された時に、悪臭を放つガスが発生する。
7. トイレで大きいほうが5分以上かかる。
便秘の人は排便するのに時間がかかる。繊維不足のため便の量が少なく、腸が刺激されないため排便がスムーズに行われない。腸に溜める時間が長いほど便は水を吸収され、固いコロコロとしたウサギの糞のようになってしまう。
8. 便の量が中くらいのバナナ1本分より少ない。
健康の人の便とは、直径2~3cm、長さ15cm程度のちょうどバナナ1本分くらい。(理想はバナナ2~3本分)
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あてはまる○が3つ以上・黄信号!
○が5つ以上・赤信号!

食物繊維の不足は便で分かる!
食物を体内で消化していった残りが便として排出されます。この残りの元となるのが、消化液で分解されない繊維質(食物繊維)です。そのため、繊維分を多く含んだ食物を摂ると、便の量も増えることになります。
また、食物繊維には保水性とゲル形成能という特性があります。これが便の量を増やし、便の硬さを正常にし、腸管内通過時間を短くするはたらきを持っています。

ダイエット 食物繊維


ダイエット 食物繊維
食物繊維を上手に摂ってダイエット!

食物繊維を上手に取り入れる事で無理なくダイエットをしましょう。
その1 3食しっかり食べ、1食ごとに必ず野菜料理を。
その2 1日1回は和食を。昔の日本人の典型的な和食は食物繊維がたっぷり。
その3 精製度の低い胚芽米や玄米などを白米の代わりに。同じ米でも、精白米より胚芽米、胚芽米より玄米に食物繊維は豊富!麦などの雑穀を加えるのもお薦めです。
その4 生野菜より温野菜。熱を加えるとかさが減ってたくさん食べられ、その分、食物繊維もたくさん摂れる。
食物繊維の過剰摂取は要注意!
いくら身体に良い食物繊維も、急に大量に摂取すると消化不良や、下痢の症状を引き起こしてしまい、必要なミネラル分まで排出させてしまうので、注意が必要です。ただ、健康な大人の場合は極端に過度の食物繊維摂取をしない限り問題はないとされています。

健康的にダイエット

食物繊維の多い食品!

食物繊維を多く含む食品
黒きくらげ (100g中74.2) 
干しシイタケ(100g中43.4g)
かんぴょう(25.8g)
インゲン豆(20g) 
切り干し大根(100g中17.9g)
きな粉(100g中17.1g)
納豆(50g中4.8g)
ソバ(100g中4.7g)
おから(50g中4.7g)
甘栗(60g中4.2g)
インゲン豆(19.8g)
トウモロコシ(200g中4.0g)
乾燥インゲン豆(20g中4.0g)
オートミール(50g中3.8g)
乾燥小豆(20g中3.2g)

昭和30年代後半から、私たちの食生活は欧米の影響を大きく受けています。米飯食から、パン食へ、おかずにしてもコッテリとした洋風パタ-ンへと変化し、肉類、清涼飲料や菓子類をはじめとする砂糖の増加、また、食品の加工技術の向上にともない、毎日の食べ物の中に粗繊維が少なくなり健康維持に変化が起きてきました。また、劇的な食生活の変化は、欧米人なみのプロポーションも手に入れました。でも、その反面、生活習慣病や肥満などいろいろな問題点も多いようです。ご飯を中心に魚介類と、芋や野菜の煮物、みそ汁、漬け物などバランスの良い昔からの伝統的「日本食」。このような食事であれば、特に注意しなくても食物繊維は十分な量が取れていただろうと考えられています。無理なダイエットをする前にきちんと食物繊維を多く含む料理の基本を勉強したいものです。では、食物繊維を多く含む食品を上げてみます。 (右の図を参考に)

しかし、日常食べるという観点からみれば、キクラゲや干しヒジキなど、どんなに食物繊維が多いと解っていても、食べられる量には限界があります。そこで日常の食生活で摂取しやすい食品は、海藻類・こんにゃく・りんご、いちご・バナナなどの果物・ココア・穀類・とうもろこし・ごぼう・にんじん・セロリなどの野菜・はと麦・玄米などの穀類・さつまいもなどの芋類・大豆、小豆などの豆類に多く含まれています。 食物繊維を多く摂取するためには、ダイエットにも健康のためにも良い「和食の献立」、「和の食材」を基本にしましょう。また、ダイエット中や健康を気にかける方やもっと食物繊維を手軽に摂りたい方は、ドリンクやサプリメント、シリアルにも食物繊維入りの物が多く出回っているので、補助的に賢く利用するのもいいかもしれませんね。食物繊維は、ビタミンと違って熱や水による栄養素の損失がないので、食物繊維を多く含む食品をどんどん摂り入れれるのがオススメですが、なかなかお料理まで手がまわらない…そんな時の一工夫を紹介しましょう。
■子供の好きな料理カレーライス
ブロッコリー+リンゴ+干し葡萄
ブロッコリーを加えリンゴをすり下ろし、ご飯に干し葡萄を加えるだけ。
■ 手軽なスパゲティ
ミートソース 椎茸+大豆水煮+とうもろこし
市販のミートソースに椎茸のみじん切り、大豆の水煮、缶詰のとうもろこしを加えるだけ
■たくさん作ってお弁当用にも ハンバーグ
おから+ほうれん草+なめこ
ミンチ肉におから、ほうれん草を加え、よく練って焼くだけ。仕上げになめこをのせて和風のソースをかければ、一気に食物繊維がアップ!
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今回特集した食物繊維は食事をコントロールするダイエットにとって大切なことですね!ダイエットだけでなく健康のためにもぜひ実行してください。


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