マクロビオティックってなに?
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「マクロビオティック」って聞いたことあります? 健康に関心を持っていらっしゃる方なら一度は見たり、耳にしたことがあると思うんですけど… では、「マクロビオティックってなんでしょう?」 本や雑誌でも「マクロビ」「マクロビオティック」と書かれているけれどね、 マクロビオティックって、なんとなくこんなことというのはあっても、漠然としていてよくわからないという方もいらっしゃいますよね。 そこで、マクロビオティックについて少し紐解いてみましょう。 |

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マクロビオティック(=正食)というのはね、桜沢如一氏が日本古来の食養、東洋思想のベースとなる陰陽などの理論を研究し、確立した自然哲学のこというんだよね。 その後、桜沢如一氏が自ら考案した食事法のことを「マクロビオティック食事法」といってね、この食事法を広めたことから、現在では「マクロビオティック」というと、この食事法を指すようになったんだ。 マクロビオティックというのは、「マクロ」+「ビオ」+「ティック」の3つの言葉から成り立っていてね、 「マクロ」は“大きい・長い”、「ビオ」は“生命”、「ティック」は“術・学”を意味しているんですよ。 語源は古代ギリシャ語の「マクロビオス」。 “健康による長寿・偉大な生命”という意味の言葉だとされているんですねぇ。 つまり、マクロビオティックは“偉大な生命の術”“長く生きるための術・方法”ということになるんだね。 だから、正確に言うと「マクロビオティック」というのは食事法のみを意味するものではないのです。 東洋思想を基盤とするマクロビオティックの本質は“全体的なものの見方”で、“自然の摂理と共存するライフスタイル”ということができるんですねぇ。 |

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マクロビオティック食の基本的概念はね、“身土不二”と“一物全体”なんです。 “身土不二”というのは、「体(身)と環境(土)は分かちがたく結びついている」という意味でね、 つまり、地場産で季節ごとに採れる自然のものを食べましょう、ということなんです。 例えばね、暑い季節や暑い地域で摂れる食物は体を冷やす作用をもっているものが多いんです。寒い季節や寒い地域の食物はその逆ということになります。 これは自然の摂理で、自然の意思に従って食事をしていれば体調は自ずと整えられる、ということなんだよね。 でね、“一物全体”というのは、「ひとつのものを丸ごと食べる」という意味。 根・葉・実・種子などがひとつになっているものは栄養素などのバランスが非常によくてね、生命力に溢れているんですよ。 特に穀物の場合は根にも葉にもなれることから、「穀物を食して体をつくる」ことが理にかなっているとされているんです。 わが国が古くから穀物を主食としてきた理由はここにあるんだよねぇ。 マクロビオティック食では動物性食品はあまり摂取しない。 だし汁やスープ類に関しても同様だね。あっ!動物性原料には乳製品や卵なども含まれますよ。 それから砂糖も使わないのが基本ですね。 自然のままで食べるという観点から、当然、無添加、有機・無農薬のものを食べることが望ましいでしょう。 ちなみにマクロビオティック食の基本的な食事の割合は、穀物40~60%、野菜20~30%、豆類・海藻類5~10%、味噌汁などのスープ類5~10%となっているんですよ。 |
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マクロビオティック食が人間、特に私たち日本人にとって理にかなった食事法であるということは、体の構造をみてもわかるんだ。 例えばね、日本人の腸は欧米人に比べて長い、これは穀物などを消化するのに適した長さなんだ。ところが、欧米人は肉食のため、長い腸を必要としないので短いんですよ。 もし、腸の長い日本人が肉食になるとね、腸の後ろの方で食べたものが発酵して腐敗物が溜まってしまう、その結果、腐廃物を吸収してしまうことになって肌が荒れたりするわけなんですよ。 ビックリしました? さらに歯の構成をみるとね、人間にとって穀類がとっても重要な食物であることがわかるんだ。 人間の歯は全部で32本。臼歯が大小合わせて20本、切歯が8本、犬歯が4本。 臼歯は穀類をすりつぶす役割を、切歯は野菜を切る働きを、犬歯は肉をちぎるためにある。 もう、気づいた方もいらっしゃるかと思いますが、 人間の歯は圧倒的に穀類をすりつぶす臼歯が多いのです。昔の人間は主に穀類、野菜・海藻類を食べてきた、という推論が成り立ちますよね。 |
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一方で、自然の摂理との共生をうたうマクロビオティックはね、食事によって人々が健康になるという面のみならず、環境問題、ひいては国益にもつながるほど可能性が大きいんです。 考え方としては、 無農薬、無化学肥料の食物を育て、食べるということは、肥沃な土壌を生み出す事につながる。 さらに、地場産のものを中心に食べるということは、国内の自給率を向上させることにもつながる。 もっというと、農薬すらも輸入に頼っている日本では、農薬の輸入が何らかの理由で途絶えた場合、国内での農産物生産がまったくできない状況になってしまうけど、農薬に頼らない農業を実践すれば、こうしたリスクも回避することが可能になる。という感じかな。 その他にも、マクロビオティック食で自分の健康を食の段階からコントロールする人達が増えれば、病気が減って、医療費の削減につながる可能性も高くなりますよね。 欧米では現在、代替医療の1つとしてマクロビオティックを実践する人が増加しているそうです。マクロビオティックは単に健康的な食事法ということだけではなく、さまざまなメリットをもたらす可能性を秘めているんです。 |



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